尿道留置カテーテル使用判断における看護婦と医師の決定要因 : 高齢患者と成人患者の比較による検討
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概要
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高度医療を提供している総合病院において,尿道留置カテーテル使用判断に看護婦や医師がどのように関わっているか,また,その判断における高齢・成人患者間の差について,尿道留置カテーテル使用者を対象に調査を行い,結果を分析した。その結果,高齢・成人患者共に医師は2週間以内,看護婦は2週間以上の挿入判断に多く関わっていた。医師の判断要因は高齢・成人患者共通の要因としては「水分出納管理」,「手術・検査」,成人患者に対しては「状態の悪化」が多かった。看護婦の判断要因は高齢・成人患者共通の要因は「排尿姿勢及び排尿姿勢維持困難」,高齢患者では「尿意の知覚・排尿意志伝達障害」,成人患者では「状態の悪化」が多かった。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 2002-03-31
島根県立看護短期大学 | 論文
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