看護学生における2段階ツベルクリン反応検査の検討と課題
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概要
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平成12年に本学学生289名に対し,2段階法によるツベルクリン反応検査を行った。ツ反結果は1回目陰性者22.5%,陽性者77.5%,2回目陰性者8.8%,陽性者91.2%であった。平均発赤長径は1回目16.6±10.1mm,2回目20.4±11.1mmであり,いずれの学年も2回目の方が1回目よりも反応が大きい者が多かった。ブースター現象の平均は5.8±9.1mmであった。ツ反陰性者に対して,希望者にはBCG接種を行った。BCG接種によって陽転化した者はBCG接種を受けた20名の内,半数の10名であった。今後も2段階法によるツ反を行い,個々の基礎値を把握し,予防対策にいかしていく必要がある。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 2001-03-31
島根県立看護短期大学 | 論文
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