小児看護実習の実態と課題 : 1998年度1999年度の調査より
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概要
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小児看護実習では,短期間の実習で学生が看護展開しやすいよう,実習当初受け持ち患児選定の基準を設けた。しかし,小児の疾病構造の変化,入院期間の短縮化により,受け持ち患児の選定を基準通りに行うことが困難になっている。今回,過去2年間の実習で学生が受け持った患児の実態を調査した。そしてその結果以下のことが明らかになった。(1)9割以上の学生が実習期間中1〜2名の患児を受け持っていた。(2)受け持ち患児の年齢は学童期が半数を占めていた。(3)受け持ち患児は白血病,脳腫瘍、ネフローゼ症候群など小児の一般的疾患が多かった。(4)長期入院の患児を学生が継続して受け持っていた。(5)学生が経験した技術項目は「幼児・学童のバイタルサイン」「清潔の援助」「遊び」が高かった。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 2001-03-31
島根県立看護短期大学 | 論文
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