島根県立看護短期大学における歯科保健対策の現状と課題
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概要
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高齢社会を迎え,口腔機能の保持増進が重要な課題となるなか,本学では,学生定期健康診断に歯科検診を設け,併せて事後指導を実施している。検診の結果,齲蝕の罹患状態は9割前後と,高い所見率を示した。歯垢の付着状態については年次によって4割を超え,歯肉の炎症状態は2割前後と,多くの学生が,何らかの口腔疾患に罹患している現状が示された。10年度在学生を対象に行った,歯科保健アンケート調査の結果では,ほぼ全学生が1日に2〜3回の口腔刷掃を施行しており,またキシリトールに対し,高い関心の程度が示された。これらの結果を基に,本学における歯科保健対策の課題を検討し,より詳細な学生の実態把握と,事後指導における,歯科保健指導の体制づくりの必要性を明らかにした。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 1999-03-20
島根県立看護短期大学 | 論文
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