看護学生の看護婦イメージの変化 : 3年間の追跡調査の分析より
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概要
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島根県において初めての看護短大が関学して3年たち,平成10年3月には第1期生が卒業する。看護短大生は入学してから3年間で,どのように看護婦イメージを変化させて成長してきたのか,これまでの教育の軌跡をみるためにも学生の意識の実態を把握することが必要と思われた。平成7年より島根県内の4施設の看護学生を対象に看護婦イメージの調査を3年間継続して行った。いずれも3年過程の職業教育としての看護教育であるが,学校毎に看護婦イメージの変化に特徴があった。短大生の場合は,学年別に見ると「責任感の強い」「慎重な」などの看護の専門的イメージや「温かい」「親切な」などの看護婦の性格的イメージが2年次から3年次にかけてマイナスイメージ寄りに変化する傾向にあった。さらには学生時代と卒業して看護婦になってからの看護婦イメージの変化をみるとマイナスイメージ寄りに変化する傾向が明らかになった。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 1998-03-20
島根県立看護短期大学 | 論文
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