看護における家族研究の動向 : 看護系雑誌10年間のテーマ分析より
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概要
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医療施設や家庭において,看護活動の対象は患者及びその家族が中心となっている。しかし,看護の現場ではともすると健康障害をきたした患者のみにとらわれがちであり,家族に関わる困難性をも感じている。看護の分野における家族研究の状況を知るため,わが国の過去10年間の看護系雑誌8誌における家族に関する文献を検索した結果,「家族」や「家族援助」をキーワードとする文献は,334件あった。特に慢性疾患や悪性疾患,在宅ケアを受けている対象を中心に家族に関する研究が行われていた。また今後,看護の領域独自の家族に関するアセスメントの視点や,理論に基づいた援助方法に関する研究が待たれていることが明らかになった。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 1996-03-20
島根県立看護短期大学 | 論文
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