経営管理と組織戦略の理論と実践のアプローチ
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概要
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本稿は,現代の経営環境の多様化とそれに相応するべく企業の経営戦略の策定,そしてこれと相対的関係にある経営組織の構造と形態について,理論の側面からと実態の側面からの双方の面から取り上げ検討しようとするものである.取分け,情報化社会と称されるようなITの飛躍的な発展とその現象が,具体的にマーケットや消費者さらには企業そのものにいかなる影響を及ぼし,それに対して経営行動がいかなる変化を遂げようとしているのかという点を,経営管理の側面とこれに密接に関連している組織の側面との両面から,今後も検討すべき課題を折り込みながら,論じている.そもそも経営戦略と意思決定の関係が何であり,戦略と構造の関係もどのようなものであり,人間つまり組織構成員が中心である筈の組織が,実際にはどのように考えられ構築されてきたのか,そして組織の本来あるべき概念ないしその姿はいかなるべきものであるのかへと本稿は分析し,結論を最後にくわえていくものである.
- 2006-03-15
著者
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