手話言語と口話言語の比較研究
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概要
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本研究では,これまで明らかにされてきた健聴児の口語学習と聴覚障害(ろう)児の手話学習についての研究成果を比較検討した。その結果,これまでの聴覚障害児に口話学習を強いるのではなく,逆にすべての子どもに口話学習と並行して手話学習をさせることが,両者を理解させるだけでなく,この方法がそれぞれに個性のある口話言語を残しながら,言語の違う国民同士を言語的に理解させる最も効果的な方法であること,その上,この方法は宇宙に対する鋭い認知能力の育成を刺激し,より深く理解できる人間を造ることになること等が解った。
- 東京経営短期大学の論文
- 2000-03-31
著者
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