人間の記憶能力についての一考察
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概要
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人間の記憶能力の実態がアメリカの心理学者エリザベス・ロフタスの研究をきっかけに急激に明らかになってきた。録音機やコンピューターに比べると遙かにあやふやで頼りないが,それは必ずしも短所とはいえない。たとえばもし失恋の痛手をいつまでも正確に記憶し,忘れたり,新しい発想で置き換えたりすることができなかったら,われわれの多くは生き残れなかったろう。以上のようにこの論文は人間の記憶能力の実態や長所や短所,問題点について考察したものである。
- 1999-03-31
著者
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