飼育水温および飼育密度がアユの胸腺の発達に与える影響
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概要
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飼育水温および飼育密度がアユPlecoglossus altivelis altivelisの胸腺の発達に与える影響について,琵琶湖産,富山県人工産および神奈川県人工産の計3つの由来の異なるアユを用いて検討した。その結果,アユの胸腺の発達は低水温飼育(約15℃)と比べ高水温飼育(約20℃)により抑制されることが確認された。しかし,0.58〜10.95kg/m^3(試験終了時)の飼育密度は胸腺の発達に影響を与えなかった。
- 2006-03-15
著者
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三輪 理
水産総合研究センター養殖研究所
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三輪 理
(独)水産総合研究センター養殖研究所玉城分室
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原 日出夫
神奈川県水産技術センター内水面試験場
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山本 充孝
滋賀県水産試験場
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村木 誠一
富山県水産試験場
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村木 誠一
富山県水産漁港課
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村木 誠一
富山県水産試験場:(現)富山県農林水産部水産漁港課
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原 日出夫
神奈川県水技セ 内水面試
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山本 充孝
滋賀県水産試験場:(現)滋賀県農政水産部水産課
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