アユの細菌性出血性腹水病に対するアセトン乾燥菌体を用いた経口免疫
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概要
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アユの細菌性出血性腹水病に対する経口免疫の効果を調べた。Pseudomonas plecoglossicida 培養菌をアセトンで殺菌・乾燥し, 飼料に添着させて2週間間隔で2回投与した。2回目の免疫2週間後の攻撃試験により効果を判定した。実験には季節をかえ, 1月に4.0gのアユ, 7月に3.6gのアユを用いた。その結果, 浸漬および注射攻撃で有意な効果が確認され, RPSは1回目がそれぞれ66.7%および47.8%, 2回目は40.0%および78.9%であった。
- 日本魚病学会の論文
- 2006-09-15
著者
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