楽譜データベースを用いた日本ポピュラー音楽の旋律分析
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概要
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本研究では、日本ポピュラー音楽の3人の作曲家の楽曲を対象として、楽譜データベースを作成し、それを用いてリズムと旋律を分析した。リズムについては、作曲家ごとに1小節単位で音価の列を抽出して上位パターンを比較分析した所、作曲家による違いがあることが分かった。旋律については、作曲家ごとにn音旋律(音高の列、n=3〜7)を抽出して上位パターンを比較分析した所、短い旋律(n=3)には共通パターンが多いことが示された。さらに、音階上における音の分布と遷移に偏りがあることが示された。一方、サビの最初の音高が高いとは言えないことを確認した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-05-13
著者
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