聴覚に障害のある学生に対する情報保障への取り組み : 支援の立ち上げから今後の課題まで
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概要
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本研究では、聴覚に障害のある学生の受け入れに対する東北文化学園大学医療福祉学部保健福祉学科での1年間の取り組みを整理した。本学科では聴覚に障害のある学生の入学を契機とし、情報保障の支援方法としてノートテイクを導入した。システムの導入から1年が経過し、学生ボランティアおよび学生課・教務課等との連携の中から学内の仕組みとしてノートテイクの支援システムは確立しつつある。しかしながら、ノートテイク支援の利用段階においては、支援する側と支援される側における様々な問題が存在していた。今後は、単なるサービスの提供のみならず、有効で利用されやすい仕組みづくりへのさらなる取り組みが課題である。
- 東北文化学園大学の論文
- 2006-03-31
著者
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