光部品組立のための接着材料(光部品・電子デバイス実装技術,一般)
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概要
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光通信システムに使用される光部品を、より簡便に組み立てできる接着剤が開発されている。光路結合用の紫外線硬化接着剤は、フッ素原子を有するエポキシ系やアクリル系樹脂、高屈折率のイオウ原子を有するビニル系樹脂などを原料とすることで、屈折率を1.41〜1.70まで±0.005の精度でコントロールできるので、各種光学ガラスや光ファイバと屈折率を正確に整合させることができる。開発接着材を光部品と光ファイバの接続に用い、低損失で信頼性の高い光部品の組立が実現されている。また、この接着剤は粘度コントロールが可能で、平滑で透明性に優れた塗膜を作れるため、ポリマ光導波路の作製などに応用されている。現用エポキシ樹脂並みの耐湿性に優れたシアノアクリレート系接着剤が開発された。開発シアノアクリレート系接着剤を用いることで、現場で従来の1/3以下の時間で多心光コネクタを組立てできる。これらの開発接着剤を適切に用いることで低価格で信頼性の高い光部品を実現することができる。
- 2006-08-17
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