企業対消費者電子商取引における商流の課題
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概要
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高成長が続くB to C電子商取引に関しては,店舗という制約がないことによる利便性や少額の資金での開業の容易性が強調されがちである。しかし電子商取引を店舗販売と比較すると,契約締結とその過程という商流に限定しても,買主にとっては売主の信頼性や商品検索等の利便性の確保,売主にとっては顧客獲得のための他企業との差別化の難しさという重要な課題が存在する。こうした課題の解決にほ市場参加企業の知名度や信頼性の向上が不可欠であるが,その具体的方策と契約締結過程におけるトラブル事例を自社Webサイトの運営とネットショッピングモールへの出店という販売形態に分類して検討する。
- 2005-03-30