「希望」なき時代における教育の可能性
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概要
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停滞した社会の中で、人々は「意欲」や「希望」を失っている。このムードは当然、教育現場においても顕著に表れており、それに対処した取り組みもなされている。しかし、それらの取り組みも含め、今の教育は、この社会の枠組みの中で、つまり、「意欲」や「希望」をもてない根本原因である社会を問い直すことなしになされているため、児童・生徒に「意欲」や「希望」をもたせることにはつながらない。社会に目を向け、自分自身で、また他者と議論することにより、考えること、さらには、この社会状況を変革していこうとする意欲を持つことをめざした教育を行うことが必要であろう。宮台真司氏の『特別合同授業』での主張をベースとして行った授業実践を提示、考察することを通し、これからの教育の指針を提案した。
- 金沢大学の論文
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