長岡高専における学生の体力推移について
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概要
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本報告は、長岡高専における学生の体力推移を調査し、学生の体力向上の総合的な方策について検討することを目的とする。対象者は、それぞれの年代(25年前、20年前、15年前、10年前、5年前、現在)において本校に在籍する本科生1学年〜5学年とした。スポーツテスト4種目(握力、50m走、ハンドボール投げ、持久走)の年代別加齢推移と学年、年代別による全国と本校学生の推移の比較の2項目について調査を行った。本校学生の体力は、男女いずれも25年前〜10年前をピークに、その後、全国と同様、全種目で体力の低下傾向が続く。全国水準を上回る種目が少なく、全国との体力の差が拡大する兆しがみられることを考えると、以下のことを総合的に検討しなければならない。1)小・中学校との一貫性を図ることはもとより、学生一人一人の発達段階に応じた指導を充実させる。2)青年期は、身体があらゆる面で充実する時期であり、全体的に体力を高めることが重要である。3)運動嫌いをなくすには、基本的運動スキルを習得することが重要である。4)調整力の向上が先ず優先的に求められる。
- 長岡工業高等専門学校の論文
- 2005-10-30
著者
-
江田 茂行
長岡工業高等専門学校一般教育科
-
枝村 薫
長岡工業高等専門学校
-
緒方 和男
長岡工業高等専門学校一般教育科-保健体育
-
江田 茂行
一般教育科-体育
-
久保田 敬三
一般教育科-体育
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緒方 和男
一般教育科-体育
-
江田 茂行
長岡工業高等専門学校一般教育科-保健体育
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