蒼鷹丸によって採集された深海性多板類 III : ケハダヒザラガイ科
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概要
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蒼鷹丸によって採集されたヒザラガイ類の第3報であるが, これまでの報告(Wu & Okutani, 1984, 1985, 1986)の種よりも浅い所から採集されたケハダヒザラガイ科の3種につき記載した。ミツカドヒザラガイCraspedochiton pyramidalis (Taki, 1938)伊豆七島沖, 水深70-115m。タテヤマベニヒザラガイNotoplax "tateyamaensis Taki, 1962"本種はIs. TakiのMS名であるが, Bergenhayn (1933)がN. stewartiana Thiele, 1929(ニュージーランド産)と同定したものかもしれない。伊豆七島135m。ウスコケヒザラガイN. hilgendorfi Thiele, 1909。伊豆七島沖110-160m。
- 1995-12-31
著者
-
奥谷 喬司
College of Agriculture & Veterinary Medicine, Nihon University
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呉 錫圭
Campus Box 315 University Of Colorado
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