瀬戸内海産クリムシガイ類 1 新種
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概要
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瀬戸内海産寄生性腹足類Vitreobalcis temnopleuricola n. sp.サンショウウニヤドリニナ(新称)について記載した。本種は浅海の砂礫底から岩礁域に広く分布するサンショウウニに寄生し, 吻を用いて棘, 管足, 殻表面など種々の表面構造物に付着している。殻は小形, 平滑で光沢が強く, 黄色の軟体部が透けてみえる。本属は本邦初記録である。
- 日本貝類学会の論文
- 1983-06-30
著者
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