抑制栽培におけるハウスの換気量がキュウリ品種の生育に及ぼす影響
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概要
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キュウリのハウス栽培において,ハウスの換気回数を変えて午前中の気温と相対湿度を29℃・70%と25℃・55%に調節して,側枝の発生と果実の肥大との間の同化産物の競合を軽減した場合のキュウリの生育と品種間差異について調べた.その結果,開花から収穫までの日数は,いずれの品種においても,29℃・70%区が25℃・55%区より短くなった.25℃・55%区においても'パンデックス'は果実の肥大が早い品種であった.以上の結果,果実の肥大は品種の側枝の発生数の多少と関係なく,品種の持つ開花から収穫までの日数として表される果実肥大力が影響していることが明らかになった.
- 園芸学会の論文
- 2006-07-15
著者
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