負荷動作指導に用いる三次元CGを組み込んだ痛みの診断治療システムの開発
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概要
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ヒトの手先の微細な動きやスポーツ動作のようなダイナミックな動きは,筋と骨格と多関節を連動させることにより可能となる.しかし,ヒトは痛みがあると動きに異常を起こし,本来の運動能力を発揮できないことが起こる.動きの異常は,ヒトの筋と骨格と多関節を連動させる系統に分けられ,その系統の中に原因となる部位があると考えられる.負荷動作は,臨床における動きの異常を診断する方法である.本研究の目的は,痛みがあって動きに異常がある患者に負荷動作を指導することで,治療者がツボを的確に選択できる痛みの診断治療システムを開発することである.そこで,本報告ではウェブを介して,患者に負荷動作の指導をする三次元CGと,負荷動作に伴う痛みの所見の入力とを関連づける検討をおこなった.その結果,三次元CGを用いた負荷動作に対する痛みのアセスメントを定量的におこなえる見通しを得た.
- 2006-05-19
著者
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