リップルの周波数特性に与える影響について(スイッチング電源及びユビキタス電源,一般)

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概要

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スイッチング電源の周波数特性は、通常、平均化モデルを用いて行われ、典型的な降圧形、昇圧形、昇降圧形コンバータは二次系であることがよく知られている。また、制御回路では、コンバータ回路の出力電圧リップルは無視されて議論される。しかし、実際には、PWM制御の場合、コンパレータによって三角波と比較される出力電圧信号にはリップルが含まれ、このリップルが周波数特性に影響を与える。本稿では、このリップルの影響が無視できないこと、位相進みなど通常の周波数特性とは異なる特性が現れることなどを主にシミュレーションによって明らかにする。
社団法人電子情報通信学会の論文
2006-05-12

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