シャンプー容器に関する消費者のイメージ構造分析 : 購買行動促進のためのパッケージデザインに関する感性工学的基礎研究(2)
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概要
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本稿は、ファジィ理論に基づく言語的イメージで評価される消費者の感性を数量的に評価する手法を導入することで、シャンプー容器購買時のパッケージデザインに関するイメージ開発過程でリスクを出来るかぎり小さくすることが可能なパッケージデザイン学構築を目的とした研究論文の第2報である。第1では、消費者の購買活動に影響を及ぼすシャンプー容器のパッケージデザインに関する因子を数量的に評価した。本稿は、感性工学的観点から、消費者のシャンプー容器のパッケージデザインに関するイメージを的確に表現する形容詞項目を日本と韓国で20個抽出し、この形容詞項目を用いて、シャンプー容器選択時のパッケージデザインに関する消費者のイメージ構造を明らかにする。また、第1報で論じた各シャンプー容器の嗜好に関する得点、嗜好度、および嫌悪度に直接関わると思われる形容詞項目との相関関係を数量的に分析する。アンケート調査から得られたデータ分析に対しては、第1報で展開したファジィ理論に基づく新しい分析手法が適用される。
- 日本デザイン学会の論文
- 2006-05-31
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