食事バランス評価法についての検討 : 料理単位での把握による評価
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概要
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中年の摂取記録を料理単位で把握し、料理1皿のエネルギーの妥当性、及び核料理による食事バランスの評価を検討して、以下のように要約した。1)核料理を細分化したアレンジ核料理分類法を、1皿の平均値とその変異係数からみて、エネルギーは実用できる値といえる。2)誤差分布は、従来法を100とした場合、誤差が±15%の範囲に入るデータは68%、同じく±25%には88%のデータが含まれ、マクロに把握する食情報としては実用性があるといえる。3)料理単位で把握した食情報による中年女性の食事バランス評価では、主菜多く副菜少なく、バランスの良い食事ではなかった。4)料理単位で把握したエネルギー摂取量より、食事バランスの評価をすることは妥当といえる。
- 帝京短期大学の論文
- 1991-12-10
著者
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