若年成人に発症したピーナッツによる気管支異物の1例

元データ 2006-03-25

概要

背景.気管支異物は若年成人では稀である.症例.29歳女性.2004年2月より繰り返す肺炎を主訴に2004年7月当科紹介となった.胸部CTにて左下葉の閉塞性肺炎がみられた.気管支鏡にて左底幹入口部に病変を認め悪性腫瘍が疑われたが,生検の結果,炎症の強い扁平上皮過形成とともに異物が認められた.2004年1月に子供とふざけてピーナッツを食べていた際に強く咳きこんでおりこのときにピーナッツを誤飲したものと思われた.気管支鏡検査後に強い咳嗽とともに異物を自然喀出し,以降呼吸器症状は出現していない.結論.繰り返す肺炎で発症した若年成人のピーナッツによる気管支異物の1例を経験した.若年成人においても繰り返す肺炎例では気管支異物を念頭においた詳細な病歴聴取が重要と思われた.

著者

望月 吉郎 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター内科
中原 保治 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター内科
河村 哲治 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター内科
佐々木 信 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター内科
河村 哲治 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター呼吸器内科
河村 哲治 東京慈恵会医科大学附属柏病院 総合内科
桂 榮孝 国立病院機構姫路医療センター研究検査科
佐々木 信博 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター呼吸器内科
佐々木 信博 新日本製鐵株式会社 エンジニアリング事業本部
西尾 智尋 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター内科
佐々木 信 国立病院機構姫路医療センター
西尾 智尋 独立行政法人国立病院機構南京都病院呼吸器科
中原 保治 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター呼吸器内科
望月 吉郎 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター呼吸器内科
佐々木 信 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター呼吸器内科
桂 榮孝 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター研究検査科
望月 吉郎 独立行政法人国立病院機構姫路医療センター:独立行政法人国立病院呼吸器内科
中原 保治 NHO姫路医療センター呼吸器科

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