OMSPレスポンダ : グループ署名における失効メンバ確認モデル(ネットワークセキュリティ)
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概要
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グループ署名方式は,グループに所属するメンバが,グループのメンバであることを示せるが個人が特定されない署名を生成できる署名方式である.グループ署名方式ではまた,特別な権限を持つグループ管理者が,署名を生成したメンバを特定する機能を備える.グループ署名は匿名性を有するため,メンバを失効させるのが難しい.本論文ではグループ署名方式に対し,グループメンバが有効であるか失効しているか応答する特別なエンティティ(OMSPレスポンダ)を導入した失効メンバ確認モデルを提案し,本モデルに基づく失効メンバ確認方式を提案する.本方式はグループ署名方式の署名者特定機能を利用しているため,任意のグループ署名方式に対して適用できる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-03-15
著者
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佐古 和恵
日本電気株式会社 インターネットシステム研究所
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佐古 和恵
Nec共通基盤ソフトウェア研究所
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米沢 祥子
Nec共通基盤ソフトウェア研究所
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米沢 祥子
日本電気株式会社
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佐古 和恵
日本電気株式会社
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