公平性保証とプライバシー保護(<小特集>明るい社会を築く暗号 : 暗号は社会を変革する)
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概要
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情報秘匿や認証を目的として研究開発された暗号技術を応用すると, ネットワーク上での公平性を保証したり, プライバシーを保護するといった新しい機能が提供できる.本稿では暗号プロトコルを利用して公平性を保証する電子抽選手法, 投票の秘密を確保しながら不正投票, 不正集計を防止する電子投票手法, 落札値以外の入札値を秘匿したまま落札値が最小であることを保証する電子入札手法について紹介する.電子化に伴うデメリットを解消し, 紙ベースのシステムにはない新機能を提供する暗号プロトコルの研究は, よりよい社会システムの実現に大きく寄与する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-02-25
著者
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