小児看護実習における乳児および幼児前期の子どもを受持つ学生指導のあり方 : 学生と子どもとのコミュニケーションに焦点をあてて
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概要
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近年、小児看護実習において、緊急入院の子どもを複数受持つ学生が多くなってきた。短い受持ち期間のなかで、学生が子どもの理解を深めていくためには、早期に子どもとのコミュニケーションがはかれることが必要である。そのためには、学生の子どもに対する不安を緩和し、自己効力感を高めるような指導が必要であると考えて指導を行なった。その指導について、学生と子どもとのコミュニケーションに焦点をあてて考察した結果、学生の考えを支持すること、子どもとの遊びがイメージできるような具体的な指導とモデリング役割を果たすこと、学生の不安緩和の方法を支持すること、また不安緩和の方法を獲得できるように助けること、子どもの反応を肯定的に捉えられるように助けることが必要であると考えられた。
- 神戸市看護大学短期大学部の論文
- 2005-03-01
著者
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