平成13年度名古屋文理大学公開講座実施報告 : 学生補助者導入の試み
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概要
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名古屋文理大学では市民を対象にしたコンピュータ操作の入門講座を毎年おこなっているが,本年度はじめて演習補助者として本学学生を採用した.この試みは,学生に「自らの知識の再確認」を促すだけでなく,「知っていることと,それを教えることの違い」を学びとってもらうという教育効果をねらったものである.本論では公開講座に演習補助者として参加した学生が何を学んだかについて,講座終了後におこなったアンケートをもとに報告する.学生が我々の予想を越えて受講者と積極的に関わり合い,それを通して「教えること」の何たるかを深く認識してゆく様が明らかになった.さらに近年大きく変貌しつつある高等教育において,とりわけ注目されている生涯教育にどのように取り組むべきかについても,学生におこなったアンケートからヒントを得た.
- 名古屋文理大学の論文
- 2002-04-01
名古屋文理大学 | 論文
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