アートとメディアと人々が出会う場としての地域文化施設 : e-とぴあ・かがわ「ワークショップ・オン・ワークショップ2005」及び他の事例からの考察
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概要
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地域文化施設の教育事業にNPOや企業などの外部組織が参加するケースが増加しているが,そのあり方や評価方法は未だ確立されていない。本研究の目的は,市民が鑑賞者という立場のみに留まらず,ワークショップを通して自ら運営/創作活動に参加できるようなしかけ作りの可能性を示唆することにある。本論では,NPO学習環境デザイン工房によるe-とぴあ・かがわ(香川県情報通信交流館)のワークショップ事例を中心に,民間組織やアーティストとの協同事業を挙げ,それらに共通要素として内在化されているしくみに触れる。さらに,収蔵品とは異なった次元で創造的な体験を促すアートプロジェクトとしてのワークショップの可能性を仮説として示し,現代美術の動向も念頭に置きながら考察する。
- 美術科教育学会の論文
- 2006-03-31
著者
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