伝送路の周囲電磁界の測定における接触不良コネクタの位置の影響(PCB・線路・近傍界関連,放送EMC/一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
コネクタを用いてケーブルを接続した伝送路では,接触障害によってコネクタから混入した雑音が,通信障害を引き起こす原因の一つと考えられている.著者らは,同軸伝送路において接触抵抗上昇が発生したコネクタのモデルを用い,そのモデルの伝送路上の位置が変化した場合について測定をおこなった.本報告では,測定の結果,コネクタの接触状態・接触抵抗値・測定位置,伝送路の長さを一定とした場合,放射雑音は接触抵抗上昇が発生したコネクタの伝送路上の位置には依存していないことが明らかとなったことを報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-03-02
著者
-
林 優一
東北大学大学院情報科学研究科
-
曽根 秀昭
東北大学情報シナジーセンター
-
曽根 秀昭
東北大学サイバーサイエンスセンター
-
林 優一
東北大学大学院工学研究科
-
上西 あすか
東北大学工学部
-
フォールスティッチ アーロン
東北大学工学部
関連論文
- テキストベースコミュニケーションにおける阻害行為に関する評価手法の提案(インターネット及び一般)
- コネクタ接触点の分布がコモンモード電流に与える影響に関する考察 (環境電磁工学)
- B-4-36 コネクタに接触障害を有する伝送路からのコモンモード放射に関する一検討(B-4. 環境電磁工学,一般セッション)
- BBSにおける発言の相関に基づいたコミュニケーション阻害行為の発見手法の提案(知的財産関係,一般)
- BS-11-1 プロキシVPN方式による無線LANローミングの評価(BS-11.進化するキャンパス情報システムとセキュリティ対策・情報倫理教育,シンポジウムセッション)
- グリッド環境を用いた大規模ボリュームデータの遠隔可視化処理の高速化(ミドルウェア技術,セキュアでサステイナブルなインターネットアーキテクチャ論文)
- 粒子ベースボリュームレンダリング手法を用いた大規模ボリュームデータの効率的な遠隔可視化
- グリッド環境を用いた大規模ボリュームデータの遠隔可視化処理の高速化に関する実験的検討
- B-2-20 衛星画像の赤外分光分析によ仙台市(泉区)の土地被覆変化の評価への応用(B-2.宇宙・航行エレクトロニクス,通信1)
- 発言の長さに応じた電子掲示板における発言の評価方法に関する研究(知的財産関係,一般)