'Cognate Object'について(II)(第1部)
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概要
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(1)sing-song, live-lifeはcognate objectの中で最も頻度高く而も20世紀に入ってからも良く使用されている。dream-dream, fieht-fattleが20世紀を中心とした場合sing-song, live-lifeに次ぐが頻度は大分低くなっている。(2)主なcoernate objectのI,IIを比較するとsing-song 9 : 19, sav-word 20 : 9, live-life 2 : 17, dream-dream 2 : 7, fight-battle 0 : 3, ……となっていてBritish Englishとの大差は見られない。(3)総体的にみてcoernate objectの場合同語反覆,頭韻,脚韻,類義語反覆の果す役割は大きい。(4)作家の中ではW. Saroyanが此の語法を良く使用している。(5)'動詞+cognate object'の構文の受身に使用されるのは能動構文に於ける種類の一部に限られ頻度も低い。(6)British Englishの場合にも共通することであるが,主な結合のlive-life, sing-song……等動詞と同属目的語を語彙の面からみた場合英語本来の語彙である。(7)cognate objectに関しては比較的頻度の高いsing-song, live-lifeについてはBritish Englishとの間に大きな相違は見られない。但し頻度の低いcognate objectの場合はBritish Englishにあっては1930年以後下降の傾向を示すがAmerican Englishにあってはそのような顕著な傾向を示していない。
- 千葉大学の論文
- 1967-06-30
千葉大学 | 論文
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