尿道下裂の手術術式
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概要
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尿道下裂はその程度が軽度のものから高度のものまであり,また,索の程度,亀頭の形,皮膚の厚さなど千差万別である。本症に対しては数多くの手術術式が発表されている。最近では一期的に手術することが薦められるようになってきた。そこで,本稿では,まず,尿道下裂の程度と術式の選択について著者の考えを示した。すなわち,外尿道口がglanularの場合にはMAGPI; coronalあるいはsubcoronalの場合にはMathieu; distal shaft, proximal shaftあるいはpenpscrotalの場合にはparameatal foreskin flap法; scrotal, perinealあるいはpenoscrotalで陰茎の湾曲が高度なものは二期的手術である。つづいて,著者の考案した尿道板を広範に剥離・温存して,その上にparameatal foreskin flapをonlayするparameatal foreskin flap法の変法について述べた。
- 千葉大学の論文
- 1995-08-01
著者
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