国際社会における「法」観念の多元性 : 地球大の「法の支配」の基盤をめぐる一試論(<特集>「法の支配」の現代的位相)
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概要
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グローバルな「法の支配」を議論する前提として,国際社会における「法」観念の多元性につき,国際法学の見地から,議論の現状と問題点を把握し,今後の理論化のための枠組みを素描することを試みる.具体的論点として,「国際法は法か」,「条約は法か」という争点を取り上げ,これらの問いの前提を問い返すことを通して,国際社会において「法」観念が問われる文脈の多様性を把握し,国際社会における「法」観念の多元性を提えるための理論的課題を指摘する.
- 東京大学の論文
- 2005-03-30
著者
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