皮膚疾患の治療 : 最近の進歩から(兵庫医科大学医学会平成16年度学術講演会要旨)
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概要
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皮膚炎に表皮の増殖と過角化を特徴とする乾癬の病態にT細胞の異常な活性化や炎症性サイトカインの関与が明らかとなり,T細胞標的療法や抗TNF-α療法などの新しい生物学的治療法の開発が進んでいる.アメリカではこれまでにalefacept,efalizumab,etanerceptの3剤がFDAにより承認され,中等症から重症の乾癬に対して広く用いられるようになってきた.我が国においても,これら生物学的製剤の導入と適切な使用により,乾癬の病勢の改善とQOLの向上が期待される.
- 兵庫医科大学の論文
- 2005-04-25
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