看護学生の「死のイメージ」の変化 : 読書による死生観確立への影響について
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概要
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看護学生の「死のイメージ」を短編小説の読書感想文から抽出し分析した。読書前の学生の「死のイメージ」は肯定的なイメージが15.1%、否定的なイメージが66.6%、その他のイメージが18.3%であった。読書後には肯定的なイメージは45.2%、否定的なイメージは35.7%、その他のイメージは19.1%であった。さらに、自己の死生観の確立に影響すると思われる広がりをもたらした。看護職を志向する学生への影響が大きいことが確認され、また学習教材として文学作品がもつ大きな可能性を見出した。
- 2005-03-25