スポーツ指導法の体系化に向けて(5)(I.教育科学系)
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概要
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チームスポーツを荒波のなかを進む16人で漕ぐボートに喩えると判りやすい。大きなボートであるからとても一人の力では動かせず全員の力が必要だが,加えて全員のオールの動きに調和がとれない限りボートを意のままに操作することはできない。そしてその協力のやり方によっては,単なる個人能力の総和以上に,化学反応が起きたようにとてつもない力を出せる。とは言えチームは個によって構成されるので,個人能力の向上なくしてはチームカも上がらない。ところが個人能力の向上が目指され始めると,もともと向上心を強く抱く自律した個であれば,そのことだけに注目するようになり,チームという視点は置き去りにされてしまう。そこから個とチームのつながりを如何に図るかが課題になり,指導者の役割が大切になってくる。
- 2005-02-28
著者
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