「日本語学習能力適性テスト」のコンピュータ化
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概要
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テストをコンピュータ上で実施することには、個々の問題の反応時間を測ることができる、簡単に音声・画像刺激の制御ができるなど、様々なメリットがあると考えられる。しかし、コンピュータをテストに用いることは、まだそれほど一般的に行われてはいないため、コンピュータに対する慣れの違いが得点に反映してしまう、テスターの側で混乱が生じるなど様々な問題も同時に予想される。本研究では、「日本語学習能力適性テスト」の第3版をソフトウェア化したものを、ペーパー版と平行して実施して、コンピュータを用いたテストの実現可能性について検証した。その結果、この「日本語学習能力適性テスト」に関しては、コンピュータ化した方がメリットが大きいとの結論を得た。
- 東北大学の論文
- 1994-09-30