活動原価会計の管理システム化に向けた考察
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概要
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活動原価会計においては, 管理の基本的枠組みは存在するが, それをシステム化することにおける基本的枠組みは存在しない。システム化し管理のために運用し有用性を備えるためには, システムと管理という概念の解釈が求められる。管理システムとして実施可能にするためには, また個人により構成される組織の全体領域を対象としなければならない。組織構造それ自体の掌握が要請されることになる。加えて, 管理客体となる個人の活動領域までも対象化する必要がある。個人の領域を対象化するには, 個人の属性などに関しても理解しておかなければならない。本稿は, システムと管理という観点, そして人により構成される組織の表層を概観する。
- 九州産業大学の論文
- 2005-01-31
著者
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