女性に見られる食行動 : 北海道釧根地区における40,50歳代および青年期の実態
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概要
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北海道釧根地区に在住する40,50歳代の女性88名および釧路短期大学に在学する女子短大生90名を対象に食事調査し以下の結果を得た. 1)女子短大生の母親に相当する40,50歳代女性の1日の摂取食品数は,厚生省の示す目標量をほぼ満たしていた. 2)女子短大生の食生活状況は,摂取食品数,栄養素等充足率,食品群別摂取量いずれの観点からも決して望ましいとはいえないものであった. 3)次世代に食生活習慣を伝えていくのは女子短大生ら若い世代である.まず杜会における最小単位である家庭の食教育から見直し,個人の食に対する認識を深め,改善していくことが必要といえよう.
- 釧路短期大学の論文
- 2000-02-29