ケアリングにおける継続した関心の重要性 : 母親と看護師に対するインタビュー内容の比較から
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概要
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子どもの入院に付き添う母親3名と小児病棟に勤務する看護師2名に子どもの世話やケアの内容、子どもへの関わり方についてインタビューを行い、母親が病気の子どもを看病する行為と看護師による看護を比較し、ケアリングが形成されるための要素について検討し、以下の結果が得られた。1.患者を深く知るためには、患者を自分の延長と感じ、重要な存在と認めることが必要であり、母親による子どもの世話にはそれが顕著に認められた。2.患者を理解し、深く関わるためには短期的な関心ではなく、時間を要する継続した関心が必要である。
- 日本赤十字秋田短期大学の論文
- 2005-03-15
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