中級日本語学習者の読解ストラテジー : 韓国人学習者の場合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は、中級の韓国人日本語学習者の読解過程を think-aloud 法によって観察し、その発話プロトコルから読解ストラテジーを分析したものである。分析の結果、学習者が様々なストラテジーを使って読んでいる過程が明らかになった。下手な読み手は問題箇所で読み飛ばし、限られた情報の中で推測を行うため、理解に問題が生じていることが示唆された。また、ストラテジー使用の際、組み合わせのパターンがあることもわかった。
- 東北大学の論文
- 1998-11-20
著者
関連論文
- 初級後半日本語学習者のストーリー作成タスクの過程 : グループ活動におけるインタラクションに着目して
- 中上級韓国人学習者の読解に見られる特徴 : タスク活動を中心とした読解授業を通して
- 中級日本語学習者の読解ストラテジー : 韓国人学習者の場合