韓国人日本語学習者は文法説明をどのように理解するか : リスト型説明での理解過程について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究は学習者の文法説明の理解過程、特にテ形節の用法を分類して提示するリスト型説明の理解過程を、発話プロトコル分析により探ったものである。分析の結果、様々な理解過程が見られたが、なかでも説明や例文を分かりやすいように自分なりにとらえ直して理解するという過程 (積極的とらえ直し) が目立った。この過程には大きく5つのパターンが見られ、学習者の具体的な理解過程が明らかになった。
- 東北大学の論文
- 1997-12-31
著者
関連論文
- 日本語教師の類義語分析ストラテジーに関する研究 : 例文作成を中心に
- 韓国人日本語学習者は文法説明をどのように理解するか : リスト型説明での理解過程について
- 辞書ではわからない副詞の語彙的意味の記述 : 「ぜひ」「どうか」について
- 働きかけ文で用いられる副詞の語彙的意味の記述 : 「ぜひ」「どうか」を中心に