英文学における自然観の変遷 : A.R.Ammonsと自然詩の伝統(人文学部人文学科)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アメリカ現代詩人A.R.Ammonsは自然の中に自己のアイデンティティを表す言葉を捜し求めた。それゆえに彼は、自然の中に神の崇高を見出した英米ロマン主義自然詩人たちの流れを引き継ぐ作家であるかのようにみられることもあった。しかし、時代は流れ、自然科学の進展はアモンズにそのようなロマンティックな詩作をゆるすことをしなかった。一方、大学で自然科学の科目を履修しつつアモンズは自然科学的な要素をもった詩作品を書くようになったという。本論では、自然現象、特に風、砂丘、水などに自らの心を表す言葉を求めたアモンズの自然観を分析した。
- 西南女学院大学の論文
- 2005-02-28
著者
関連論文
- 英文学における自然観の変遷 : Wendell Berryの自然詩にみられる神
- 英文学における自然観の変遷 : Ted Hughesの動物詩
- 英文学における自然観の変遷--Mary Oliverの自然詩:Beyond Walden
- 英文学における自然観の変遷 : A.R.Ammonsと自然詩の伝統(人文学部人文学科)
- 人間と自然の共生--Gary Snyderの自然詩がもとめるもの
- 英文学における自然観の変遷--So priketh him nature with hir corages
- ヴァージニア・ウルフの女性論 : Three Guineas 考察
- 人間と自然の共生 : Gary Snyderの自然詩がもとめるもの
- 英文学における自然観の変遷 : Mary Oliverの自然詩 : Beyond Walden
- 英文学における自然観の変遷 : So priketh hem nature with hir corages
- Thomas Hardyの女性と自然 : D. H. Lawrenceの場合との比較を試みながら
- ゴシックロマンス、お伽話、フェミニスト批評、そして・・・
- カナダのMalcolm Lowry : October Ferry to Gabriola再考
- Wessex Tales における女性登場人物について
- Iris Murdoch の初期作品における宗教的テーマについて : The Bell 及び The Unicorn を中心に
- Lowry's Mexico : On Dark as the Grave wherein my Friend is Laid
- An Interpretaion of Malcolm Lowry's Under the Volcano
- Christian Theme In T.S.Eliot's Dramas (I)
- D.H.LawrenceのThe Prussian Officer and Other Storiesについて