女子短大生の着心地に対する意識について
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概要
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被服を着装したときの着心地の快適さは,被服の具備すべき条件としては重要なことである.しかしながら着心地の良い悪いは着装者の年齢にも彫響があるのではなかろうかと考え,女子短大生について庄司らが着心地の良いための条件とした26項目についてアンケート調査を実施した.着心地の良い悪いの意識について,調査の結果から女子短大生の顕著な特徴を把握することはできなかった。しかし庄司らが着心地の良いための条件であるとした26項目中,人数的には1人であるが,10・11・12・13・16・17項目着心地が悪いと回答した結果は意外である.着装者の主観的感覚判断の側面要因因子(A〜E群)の分布結果の1・2位は,B群素材的側面「22」布地が薄い(156度数),E群風合的側面「25」柔らかく肌に密着する(137度数)でこの2項目を着心地が悪いための条件であると大半の者が意識していることが分かった.また,13項目着心地が悪いと回答した者はC群が,11項目着心地が悪いと回答した者はD群が皆無で意識に特異性がみられる.
- 名古屋文理大学短期大学部の論文
- 1992-04-01
名古屋文理大学短期大学部 | 論文
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