子どもの提示的呼びかけについての一考察 : 保育所1・2歳児クラスにおける参加観察から
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概要
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保育所1・2歳児クラスの子どもたちを対象に参加観察をし、子どもの提示的呼びかけについて検討した。その結果、1歳児クラスの25事例から提示的呼びかけの内容として7つの内容が整理された。2歳児クラスの130事例からは、提示的呼びかけの内容として新たに5つの内容が整理された。また、1歳児クラスで整理した内容の中にも変化が見られ、内容に個人的特徴がある子どもも見られた。そして、このような提示的呼びかけには、単にモノや行為を見せたいだけではない、様々な思いが込められていることも考察された。最後に、この提示的呼びかけの内容に子どもの[[私]という自己の意識のめばえ]がどのように表れているのかについても検討した。
- 西南女学院大学の論文
- 2004-01-15
西南女学院大学 | 論文
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