在宅知的障害児・者を養育する家族の生活問題とサービス利用の状況
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概要
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知的障害児・者を養育している家族が抱えている問題、利用する相談機関、在宅生活を維持していくために利用するサービスなどについて現状を把握するための調査を行ない、知的障害児・者の「自己選択」「自己決定」が可能になるような支援体制について検討したいと考えた。調査によって、世帯の状況やニーズを把握した。また、知的障害児・者を含む世帯では親は子どもの将来について漠然とした不安をもちながら、その問題解決のための制度や手段について情報収集をしたり、選択するゆとりを持てない状態にあること、サービス利用に至るまでの支援をするキーパーソンの存在が重要になることなどがわかった。今後、福祉施策の変化のなかで、この役割をだれが担っていくのか、どのような専門性が要求されるのか、などについて検討することが課題となる。
- 西南女学院大学の論文
- 2004-01-15
西南女学院大学 | 論文
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