種々異りたる燃料の上に建てらるべき製鐵法(大正一四年三月三一日撫順大講演會に於て)(撫順講演大會, 滿鮮大會講演録)
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概要
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古代の製鐵法は極めて簡單にして燃料の如きも木材木炭等を使用せるが其後熔鑛爐の高さの増加に伴ひ骸炭の使用、風壓の研究、熱風の吹入を見るに至りたるが現在使用せる骸炭以外に於ても炭素と水素を使用するか又は單に水素のみを燃料として使用するも製鐵の目的を達し得べくスポンジー鐵は瓦斯燃料による銑鐵なるが將來斯かる方法により直接鋼鐵製造の時期到來すべし電熱による方法も將來有利なる進展を見るべく吾人は製鐵事業に於て從來慣習的に使用せられたる燃料に囚はるゝ事なく新燃料の上に新製鐵法を確立する必要あるを信ずるものなり。
- 一般社団法人日本エネルギー学会の論文
- 1925-05-20
著者
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