若年性線維腺腫の1例
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概要
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症例は13歳女性.左乳房腫瘤に気付くも放置.6ケ月後の学校検診にて右乳房に比べて左乳房の著明な肥大を指摘され当科を紹介受診となった.左乳房に,11×10×7cmの弾性硬で可動性のある腫瘤が触知され,腋窩リンパ節は触知されなかった.潰瘍の形成は無く皮静脈の著明な拡張を認めた.マンモグラフィー及び超音波検査にて葉状腫瘍が否定しえなかったが,穿刺吸引細胞診及びコアニードル生検にて若年性線維腺腫が強く考えられた.手術時の皮膚切離線は,術前CT検査より乳腺の分布を考慮し左右乳頭の対称性が確保されるように決定した.葉状腫瘍が完全に否定されないため1cmの正常乳腺組織を付け完全摘除した.術後の病理検索にて若年性線維腺腫と診断された.
- 2003-10-25
著者
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中尾 照逸
PL病院外科
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内田 寿博
PL病院外科
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塚本 義貴
PL病院外科
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佐伯 裕司
PL病院外科
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内田 寿博
宝生会pl病院外科
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内田 寿博
Pl病院 小児科
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塚本 義貴
Pl病院 小児科
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佐伯 裕司
宝生会PL病院外科
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