AHPおよびファジィ統合則による主観的構造損傷評価の客観的定式化 : RC建物,柱,耐震壁を対象として
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
In structural design, structural experts pass many kinds of subjective and fuzzy judgements which are not described obviously in formal calculation notes. The purpose of this paper is to formulate quantitatively such subjective structural judgements by means of the "Analytic Hierarchy Process (AHP)" and the "Fuzzy Confluence Rule". The former was proposed by Saaty, and the latter by the authors. In this paper, the "AHP" is applied to the formulation of damage assessments of R/C columns with flexural yielding type and R/C shear walls with shear failure type. Polynomial of degree 2 or 3 have a good approximation to the damage assessment functions of deformation. The "Fuzzy Confluence Rule" is applied to the formulation of the total damage assessment of R/C buildings composed of damaged columns and damaged shear walls and to the formulation of aseismic capacity assessments of R/C buildings in consideration of the relation of seismic damage and the time elapsed after completion. The approximate functions are expressed by the linear summation of intersection, union, algebraic summation and product functions with mutual inference parameter α, overestimation parameter β and weighting parameter γ. The all approximations of formulas are carried out by using the answers to the questionnaires distributed to practical experts of structural design. The approximated formulas show the mechanism of fuzzy and subjective judgements by structural experts and very useful for composing expert systems which enable us to assess safety and damage of structures and to perform optimum design of structures.
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1988-07-30
著者
関連論文
- KTCビルの構造に関する研究 : その7 高張力鋼棒ブレース付きラーメン崩壊過程
- KTCビルの構造に関する研究 : その6 高張力鋼棒ブレース付きラーメン変形性状
- KTCビルの構造に関する研究 : その5 ブレースなしラーメンの崩壊過程
- KTCビルの構造に関する研究 : その4 ブレースなしラーメンの変形性状
- KTCビルの構造に関する研究 : その3 鉄骨柱はり接合部の変形性状
- 両端固定・複曲率曲げせん断を受けるH形鋼長柱の変形性状に関する研究 : I・弱軸曲げ
- 2084 両端固定・複曲率曲げせん断を受けるH形鋼長柱の変形性状に関する研究 : I. 弱軸曲げ(構造)
- 21338 鉄骨鉄筋コンクリート単位耐震壁の弾塑性変形並びに崩壊性状に関する研究 : 6.実験の総括及びマルチブレース法による解析
- 2037 鉄骨鉄筋コンクリート単位耐震壁の弾塑性変形並びにその崩壊性状に関する研究 : 5. 壁筋アンカー部分の分離型,フック型における繰り返し実験及び解析(構造)
- 21267 鉄骨鉄筋コンクリート単位耐震壁の弾塑性変形並びにその崩壊性状に関する研究 : 4.壁筋アンカー部分にスパイラル付スタッドを付した場合
- 鉄骨鉄筋コンクリート単位耐震壁における弾塑性変形性状並びにその崩壊性状に関する研究
- 2047 鉄骨鉄筋コンクリート単位耐震壁における弾塑性変形並びにその崩壊性状に関する研究 : 3. 壁筋のアンカー部分を周辺架構と分離した場合(構造)
- 鉄骨鉄筋コンクリート単位耐震壁における弾塑性変形並びにその崩壊性状に関する研究 : 2. 壁筋のアンカー部分の仕様の変化による比較 : 構造
- 2036 鉄骨鉄筋コンクリート単位耐震壁における弾塑性変形性状並びにその崩壊性状に関する研究 : 1. 実験と解析並びに鉄筋コンクリート耐震壁との比較(構造)
- 22347 大変形域における局所ひずみと全ひずみ(素材(2),構造III)
- 各種鋼材の超低サイクル疲労破壊に関するエネルギー的考察
- 大変形域における一般構造用鋼SS400材の塑性履歴特性
- 22214 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 14. 各種鋼材における初通過過程の効果
- 2038 大変形域における一般構造用鋼SS400材の塑性履歴特性(構造)
- 22170 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 13. 初通過過程の効果4
- 2037 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 12. SS400 定歪振幅疲労試験および漸増歪振幅疲労試験(構造)
- 22288 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 11. 初通過過程の効果 3
- 2071 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 10.初通過過程の効果2(構造)
- 22252 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 9. Bauschinger Model II
- 2041 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 7. G.L.=2.5D-エネルギーによる考察2(構造)
- 2042 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 8.初通過過程の効果(構造)
- 22123 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 6. G.L. = 2. 5D-エネルギーによる考察
- 2047 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 5. G.L.=2.5D(構造)
- 22164 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 4.鋼材の基本性質に関する検討-縦横歪み比(Poisson数)
- 106 鋼材の超低サイクル疲労に関する研究 : 3. 鋼材の基本性質に関する検討-縦横歪み比[Poisson数](材料・施工)
- 鋼構造隅肉溶接部の塑性疲労に関する研究 : 交番繰返し剪断
- 2-22 鋼構造隅肉溶接部の塑性疲労に関する研究 : 交番繰返し剪断(材料・構造)
- 2037 各種構造用鋼板のτ-γ関係に関する研究(構造)
- 1006 複曲率交番繰返し曲げを受けるH型鋼柱の弾塑性変形並びに崩壊性状に関する研究 : XXV 定変位振幅曲げ N/Ny=2/3 δa=±67.5mm,±45mm (Ra=±0.045(rad),±0.03(rad))一方向曲げ(材料・施工)
- 2116 複曲率曲げせん断を受けるH形鋼SRC柱の弾塑性変形並びに疲労崩壊性状に関する研究 : VII.RC断面柱とH型鋼SRC柱との比較検討(構造)
- 軸圧を受けるH型鋼単位ラーメンの弾塑性変形並びに崩壊性状に関する研究 : I. 定変位振巾交番繰返し載荷:柱幅厚比b/tf=11
- 2053 軸圧を受けるH型鋼単位ラーメンの弾塑性変形並びに崩壊性状に関する研究 : I. 定変位振巾交番繰返し載荷:柱b/t,=11(構造)
- 定軸圧を受けるH型鋼柱の弱軸弾塑性曲げ変形性状に関する研究 : VI・定変位振幅交番繰返し曲げ : 構造系
- 2067 定軸圧を受けるH型鋼柱の弱軸弾塑性曲げ変形性状に関する研究 : IV 定変位振幅交番繰り返し曲げ, N=0.2N_y(構造)
- 2321 H型鋼フランジの局部座屈挙動に関する研究 : II.ウェブの拘束効果
- 軸圧を受けるH型鋼材の弾塑性捩り変形性状に関する研究 : 変形解析
- 軸圧を受けるH型鋼部材の弾塑性捩り変形性状に関する研究 : I.軸圧比の影響
- 2-27 軸圧を受けるH型鋼柱の弾塑性曲げ変形性状に関する研究 : V. 定撓み振幅交番繰返し載荷実験(材料・構造)
- 2-26 軸圧を受けるH型鋼柱の弾塑性曲げ変形性状に関する研究 : 溶接残留応力の影響について(材料・構造)
- 2-25 軸圧を受けるH型鋼部材の弾塑性捩り変形性状に関する研究 : I. 軸圧比の影響(材料・構造)
- 22459 鋼板耐震壁に関する研究 : 9. 鋼板・コンクリート壁の効果
- 軸圧を受けるH形鋼の弾塑性剪断変形性状に関する研究 : V 解析-繰り返し載荷 : 構造
- 243 軸圧を受けるH形鋼柱の弾塑性剪断変形性状に関する研究 : IV 実験-単調載荷(構造)
- 軸圧を受けるH形鋼柱の弾塑性剪断変形性状に関する研究 : III 解析-単調載荷(構造)
- 軸圧を受けるH形鋼柱の弾塑性剪断変形性状に関する研究 : II:Shear Span Ratio, M/Qh=a/h, の影響 : 構造
- 20)軸圧を受けるH形鋼柱の弾塑性剪断変形性状に関する研究 : II Shear Span Ratio,M/Qh(=a/h),の影響(構造II(第2室))
- 鉄筋コンクリート耐震壁架構の弾塑性変形性状に関する研究 : VII・センターコア型,9層,6層,3層供試体の実験的比較
- 鉄筋コンクリート耐震壁架構の弾塑性変形性状に関する研究 : VI・カップルコア型6層,センターコア型6層供試体の実験的比較。
- 鉄筋コンクリート耐震壁架構の弾塑性変形性状に関する研究 : V・無次元化解析 : 弾性域
- 2058 鉄筋コンクリート耐震壁架構の弾塑性変形性状に関する研究 : IV 弾塑性交番繰り返し解析(構造)
- 2057 鉄筋コンクリート耐震壁架構の弾塑性変形性状に関する研究 : III センターコア型9層,6層,3層供試体の実験的比較(構造)
- 2056 鉄筋コンクリート耐震壁架構の弾塑性変形性状に関する研究 : II 6層3スパン,カップルコア型とセンターコア型耐震壁架構についての実験(構造)
- 鉄筋コンクリート耐震壁架構の弾塑性変形性状に関する研究 : I 9層3スパン,漸増変位振巾交番繰り返し実験 : 構造系
- 中央開口鉄筋コンクリート耐震壁の弾塑性変形崩壊性状に関する研究 : I.一方向載荷、柱軸圧の影響…中央1/9及び2/9開口 : 構造系
- 2017 中央開口鉄筋コンクリート耐震壁の弾塑性変形崩壊性状に関する研究 : I. 一方向載荷,柱軸圧の影響……中央1/9及び2/9開口(構造)
- 軸圧を受けるH形鋼単位ラーメンの弾塑性変形性状に関する研究(III・交番繰返し水平加力-II)
- 2-7 軸圧を受けるH形鋼単位ラーメンの弾塑性変形性状に関する研究 : III:交番繰返し水平加力-II(構造(第II室))
- 軸圧を受けるH形鋼単位ラーメンの弾塑性変形性状に関する研究 : 交番くり返し水平加力 : 構造
- 23)軸圧を受けるH形鋼単位ラーメンの弾塑性変形性状に関する研究 : II,交番くり返し水平加力(構造II(第2室))
- 2046 軸圧を受けるH形鋼単位ラーメンの弾塑性変形性状に関する研究 : 溶接単位ラーメン及びリベット接合部付単位ラーメン-一方向載荷
- 15)軸圧を受けるH形鋼単位ラーメンの弾塑性変形性状に関する研究 : 溶接単位ラーメン及びリベット接合部付単位ラーメン-一方向載荷(構造〔第2室〕)
- 2028 鋼版耐震壁に関する研究 : 1 せん断スパン比、鋼板厚さの影響-1(構造)
- 2605 極限地震応答解析法に基づくRC構造物の耐震特性 : 続 マグニチュード-震央距離-地盤卓越周期空間による構造物の耐震特性評価
- 2038 極限地震応答解析法に基づくRC構造物の耐震特性 : マグニチュード-震央距離-地盤卓越周期空間への逆変換(構造)
- 7011 「地震防災学」から無視され続ける震災死の原点「既存不適格住宅」問題 : 阪神・淡路大震災後の旬年(都市計画)
- 次の震災死を減らすため「既存不適格建築」に対する逓増型固定資産税創設の提案 : 地震防災対策の原資調達方法の検討
- 地震防災の基本目標
- 建築・都市施設における地震災害と危機管理 : 阪神・淡路大震災と危機管理
- 建築・都市施設における地震災害と危機管理 : 米国ノースリッジ地震における建築・都市施設の危機管理
- 建築・都市施設における地震災害と危機管理 : 地震防災と地域防災会議
- 第2鹿児島県北西部地震調査報告
- 7206 地震防災の基本目標
- 建築・都市施設における地震災害と危機管理:阪神・淡路大震災と危機管理
- 建築・都市施設における地震災害と危機管理--ノースリッジおよび阪神・淡路震災における危機管理 (耐震・免震・制震構造と地震防災システムの構築プロジェクト)
- 23454 鉄筋コンクリート短柱のせん断爆裂 : 三陸はるか沖地震, 阪神・淡路大地震に際し、今一度本問題を問う
- 「連層鋼板耐震壁を有する平面建築骨組の地震時弾性変形制約設計」に対する討論(竹脇出,中村恒善著 日本建築学会構造系論文集,第454号,1993年12月号掲載)
- 11023 ニューラルネットワークによる地震動予測
- 2091 地震動を受ける構造物のアクティブ制振システム設計に関する基礎的研究 : 1. 制御パラメータによる制振効果の検討(構造)
- 2099 ニューラルネットワークによる地震動予測(構造)
- 2101 インテリジェントファジィネットワークによる耐震構造計画 : 再来期間別最大加速度極値分布による地震入力の予測を考慮して(構造)
- 画像表現を用いた建築構造物のファジィ最適耐震性評価システム : I. 中低層鉄骨建物への適用,極限地震応答解析システムの構築(構造)(近畿支部)(1990年度支部研究発表梗概)
- 地震時構造物応答における区分線形累加性に関する研究 : I. 1質点粘弾性系の場合(構造)(近畿支部)(1990年度支部研究発表梗概)
- 22433 鋼板耐震壁に関する研究 : 14. 降状パターンに関する考察-増分解析-
- 2086 鋼板耐震壁に関する研究 : 13.各種センターコア型連層鋼板耐震壁付架構の実験比較及び解析(構造)
- 22385 鋼板耐震壁に関する研究 : 12. 連層鋼板耐震壁付架構の変形能力に関する一考察 ; 9層3スパン, センターコア型, N/Ny=0
- 2058 鋼板耐震壁に関する研究 : 11.連層鋼板耐震壁付鉄骨架構の挙動に対するコンクリート被覆の影響:9層3スパン,センターコア型,N/Ny=0(構造)
- 22410 鋼板耐震壁に関する研究 : 10. 連層鋼板耐震壁付鉄骨架構 : 9層3スパンセンターコア型, N/Ny=0
- 2079 鋼版耐震壁に関する研究 : 7. 銅版及びコンクリート壁厚の変化の影響(構造)
- 2080 鋼版耐震壁に関する研究 : 8. 漸増変位振幅交番繰返し載荷-2(構造)
- Bi-linear劣化型復元力特性を有する一質点系のパルス応答解析による地震応答評価
- 極限応答解析による地震応答評価 : 有限共振原理による地震応答解析
- 2087 極限応答解析による地震応答評価 : 有限共振原理による地震応答解析(構造)
- 2086 Bi-linear劣化型復元力特性を有する一質点系のパルス応答解析による地震応答評価(構造)
- 崩壊型復元力特性における地震応答とパルス応答解析
- 極限応答解析による鉄骨構造物の震害解析 : 宮城沖地震の場合